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真空管のお話

真空管の特徴

真空管はその名前の通り、電子を操作するための材料(電極)がガラスで囲まれた真空中に置いてあります。ガラスは非常に安定している物質であるので、その中にある材料が酸化されることがなく長期間にわたりその性能が変化しません。それが、真空管の全盛時代・・1930年代~1950年代に製造された品種が今でも珍重されている理由の1つです。 市場価格も年毎に高価になる傾向にあります。骨董品以外の実用品で古いものの方が高価である商品は真空管以外には見たことがありません。


日本での昔のお話

真空管を利用して造られていた家電製品の代表的なものは、ラジオとテレビです。 ラジオは大正15年に始めて放送が始まりましたが、この放送を受信するラジオには、その当時から昭和30年代まで真空管が使われていました。テレビ放送は昭和28年に始まり、テレビも真空管が使われていました。


そして今

現在、真空管を最も活用している分野は、オーディオとステージのアンプ類です。 耳の肥えたひとや、一流のギタリストの中には今でも真空管のアンプ類を好む人がかなり居ます。これは何故でしょう? 簡単に言うと、真空管のアンプ類の方が音が良いからであると言われています。 ギタリスト(ロックの分野)の演奏では瞬間的に非常な大音量を出さなければなりません。ダイナミックレンジの非常に大きいギター演奏には真空管のギターアンプが現在でも結構使われてます。 通常市販されているメーカ製の大多数のオーディオアンプは半導体、LSIで構成されていますが、ハイエンドのアンプの中には真空管を使っているものも、国産、海外製品共沢山あります。 また、真空管アンプは製作が半導体に比べて易しいので、オーディオファンには自作しているひとも多く居ます。 真空管アンプの愛好者は真空管全盛時代をリアルタイムで経験したひとが大多数という訳でもなく、最近は若い人も高級な真空管アンプを製作している人が大勢います。